出入口の幅や高さを計測しておく

貸し倉庫の賃貸広告をチェックしていて、借りたい物件が見つかったら、不動産屋に連絡して内見に出かけましょう。賃貸広告では実際に感じる倉庫の広さや管理環境などはチェックできないので、内見をせずに契約をするのはおすすめしません。貸し倉庫の内見の際は、出入口の幅と高さに問題はないかといった点を確認します。物品の搬入や搬出をするときに、出入口が狭ければ物流の効率が悪くなります。計測器を持って行き、実際に出入口のサイズを計り、荷物の搬出入がしやすいかどうかチェックすることが大事です。

電気の容量をチェックしておく

貸し倉庫の内見時には、電気の容量をチェックすることも忘れてはいけません。フォークリフトなどの機械や空調を利用するときは電気を使うので、業務に必要十分な電気の容量かというところを把握しておきましょう。また、貸し倉庫にはもともと電力が入っていないケースも少なくありません。初めから電力が導入されていない場合は、内見の案内をしてくれる不動産屋やオーナーに電気や設備を取り入れることは可能かどうか聞くとよいです。

貸し倉庫の広さや梁の有無を確認

荷物の量や用途に合った貸し倉庫の広さかといった点は、内見で確認しておきたいポイントのひとつです。将来、荷物が増える予定があるなら、少し広めの貸し倉庫を選ぶようにするなど、先のことも考えて倉庫の広さを決めるのがポイントです。そして、梁が倉庫にあると、荷物の搬出入や商品を保管する際に邪魔になることも多いです。梁の有無のチェックも内見時にしておきましょう。

物流とは、お客様に荷物が届くまでの流れのことをいいます。配送することと勘違いしてしまいがちですが、荷物の保管や包装の工程も含まれます。